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2018-10-06 (Sat)
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昨日は優待チケットをもらったので高島屋で開催されている

「入江 明日香展 -細密のファンタジー」を観てきました♡


動物と、人物とが優しい色使いと、風が吹いている感じで

とても素敵でした♡




読書の秋ですね~🍁


秋じゃなくても

毎日、暇を見つけては本を読んでいます。

そして、集中できなくなったらヨーガしています(笑)


二階にも、リビングにも、和室にも

ダイニングにもあちこち読みかけの本がありますが

最近読み終わって、ズシンと響いた本が

この本です。




この本の原作は1969年に書かれいてるそうですが

今なお多くの方が読まれているようで、アマゾンのレビューにも

たくさんフィードバックが書かれていました。


200人のもうすぐ寿命が来る人にインタビューして

お話を伺うなんて、日本では考えられませんね。


精神科医のキューブラー・ロス女史の

客観的なものの見方と、相手を思いやる気持ちも

とても伝わってきました。

死にゆく患者の気持ちになって考えることが出来るので

余命宣告を受けている方も、その家族や関係者も

みんなに読んでもらいたいすごい本だと思いました。



内容は、死ぬ瞬間というよりは

死に向かっていく過程を段階的に説明されているのが

とても分かりやすかったです。



第一段階

自分が不治の病であることを知ったときって

「えーっ?」
「まさか!!」
「本当に? 私が?」
「何かの間違いじゃないの!」

など、驚きと、否認をするそうです。


やっぱり不安だし、受け入れる準備が
簡単にできるはずないですよね。

そして、その反応が防御反応であり
当たり前であることも知ることが出来ました。




第二段階

その否認していた反応からやがて自分の病気を

理解し始めると次に現れてくる感情が

怒り・激情・妬み・憤慨などがあらわれてくるそうです。


「どうして私が?」
「なぜ、あの人じゃなかったのか?」
「先生(お医者さん)が悪い(怒)」
「看護師さんの対応が気に入らない」

など、そして家族にも怒り、不快感を増していくこともあるそうです。

でも、大切にされ、理解され、気にかけけてもらえると分かると
じきに癇癪を起さずとも自分の言うことを聞いてもらえることも
理解されるそうです。

p97では
「このような状況に置かれたときにいちばん惨めなのは、
金持ち、成功を収めた人、支配欲の強いVIPだろう。

自分の人生を快適にしてくれるものを失ってしまったからだ。」


とあります。




そして

第三の段階では、

取り引きを試みるそうです。


子どもと同じですよね。

何か要求したこと(ゲームを買って)などがだめだとなると、

何かお手伝いをしたり、

「今週は宿題も自主勉強もがんばるから買ってね」

と言われたら、取り引きに応じることもありますよね。


終末期の患者さんも同じ作戦に出るそうです。


p142には息子の結婚式に参席した女性のお話しが書かれていました。

p143にはほとんどの取り引きの相手は神であり、
と、あります。


私も10代の頃に、買っていた小鳥が死にそうになった時に

神様と「大好きなチョコレートをもう、
絶対に食べないから元気にさせてあげてください。」

と取り引きしたのを今でも覚えています。

でも、結局約束は守られていませんが。(;^_^A



その次の段階

第四段階では

抑うつ状態になるそうです。


手術、再入院、体力がなくなってくる、

経済的な負担も増える。

子どもをよそに預けなければならない。

など、悲しみと罪悪感に苛まれることになるだろう。
と、あります。

p147には

「だが、忘れがちなのは、死期の近い患者には、
この世との永遠の別れのために心の準備をしなくはならないという
深い苦悩があるということである。」

と書かれています。


そういう気持ちになることが知れたのも

この本を読んでよかったと思う点です。

外的な反応(検査のことや、経済のことで憂鬱になること)から

死の準備への心の憂鬱さと、2種類あることが分かります。



そんな、抑うつされている患者へ寄り添うこと。とは、

患者の人生観や関心事に意識を向けてお話を聞いたりしたり

することも私が出来ることなんでしょうね。




最後の第五段階を

キューブラー・ロス女史は

受容

と言われています。


p192

「これまでのいくつかの段階を通過するにあたって

何らかの助力が得られれば、やがて自分の

「運命に」気が滅入ったり、憤りを覚えることもなくなる。」


そうです。

でも、

p193

「受容を幸福な段階と誤認してはならない。
受容とは感情がほとんど欠落した状態である。」

とあります。

そして

「そしてこの時期は、患者自身よりもその家族に、
多くの助けと理解と支えが必要になる。」

とあります。


p195では医師たちが延命を望むのに対し
患者が安らかに死にたいと望んでいる場合のことが書かれています。


患者の死を苦しみにみちた最後の体験にしてしまうことが
ないようにしたいですよね。



最近は私の親も、夫の親も70代後半になり


私の接する方も高齢者が多いので


いつも死について考えています。


死を考えながら希望もあって

生きることも同時に考えています。


p236では

「私の知識のおよぶ限り、なしうることは
すべてやったつもりです。
でも今後もあなたができるだけ楽に過ごせるよう努力します。」

とお医者さんが言ってくれることが重要である。

とあります。


・患者を安心させるような言葉をかける

・ただ、そばにいてあげる

・何も言わず手を握ってあげる


それくらいなら私にもできます。




以前、「いきたひ」

というドキュメンタリー映画を観たのも

私の中の大きな財産です。




死が怖い

死とは遠いものだ


という感覚は全くありません。




この本を読んでさらに

死についてもっと、家族や

周りの人たちと普通に会話できるときに

話しておくことは大切だと思ったので

テレビで有名人が亡くなられた時など、

自分の死生観などを家族とお話するのがいいでしょうね。




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