様々な方向への動き方がありますが、大きく考えると脚の内側、外側、前側、後ろ側を使うのをイメージするのが分かりやすいと思います。
そこへプラスして、斜め前や斜め後ろ、深く股関節を折り曲げるか、浅めにするか。
立って行うか、座って行うか、寝て行うかなどを加えると
数え切れないくらいのたくさんのポーズになります

その、4方向を意識するアーサナとして・・・
・太ももの内側に意識を向ける開脚前屈のポーズ(ウパヴィシュタコーナアサナ)
・太ももの後ろ側~膝裏が伸びる長坐前屈のポーズ(パスチモッターナーサナ)
・脚の外側が伸び、股関節の内側に意識を向ける合せきのポーズ(バッタコーナアサナ)
・太ももの前側が伸びる寝た割り坐のポーズ(スプタ・ヴィラーサナ)
この4つは、ヨガのアーサナであると同時に、真向法(まっこうほう)という健康体操法なんです。
「手軽に出来る4つの運動を毎日短時間行なうことにより、体のゆがみを直し、人間の本来持っている柔軟性と自然治癒力を蘇らせ、健康になっていくというものです。」(サイト「心身皆伝」の真向法とヨガのページより)
私は真向法を習ったことはありませんが、説明を読んでみて、健康になるために簡単に出来ることを呼吸とあわせて行う点など、ヨガと似た面を感じました。
腰周りは全身の要。
股関節に直接意識が向かないポーズ(ねじりや上半身を伸ばすポーズ)も骨盤周りを柔らかくして下半身の動きがスムーズになるために大切だと思います。
そんな風に思うと、呼吸法から始まり、ヨガのレッスンの大半のポーズが股関節を柔らかくするのにいいんじゃない

・体の脇を伸ばすポーズ(ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ)
・ねじった三角のポーズ(パリヴリッタ・トリコナーサナ)
・鷲のポーズ(ガルーダーサナ)
・コブラのポーズ(ブジャンガアサナ)
・バッタのポーズ(シャラバーサナ)
・魚のポーズ(マツヤアーサナ)
・太鼓橋のポーズ(セーツ・バンダ・サルヴァンガアーサナ)
・弓のポーズ(ダヌラアーサナ)
・半分の魚の王のポーズ(アルダ・マツィエンドラアサナ)
・猿王のポーズ(ハヌマーンアーサナ)
・ハトのポーズ(カポタアサナ)
・ワニのポーズ(ジャタラ・パリバルタナアサナ)
・勾玉のポーズ(スプタ・パールシュヴォッターナアーサナ)
・ハッピーベイビーのポーズ(アーナンダ・バラーサナ)
・仰向けで足の親指をつかむポーズ(スプタパーダングシュターサナ)
・スクエアポーズ(スチランドラーサナ)
どれか、参考になるポーズがあれば幸いです


昨日、後輩のAちゃんから大瓶の海苔をいただきました

毎日「まごわやさしい」の食生活を意識しているのでとても有り難かったです

Aちゃんとは「腰痛」について3時間ほど勉強会。
私の知っていることと、Aちゃんが持ってきた資料でレッスンプログラムを考えていきました。
「ようこさんのおかげで(プログラムやお土産プリントのイメージが)まとまりました

と言ってもらえ、私も嬉しかったです

ホント、からだについて学ぶのはなんと楽しいのでしょう

ヨガと筋肉、ヨガと骨。
脇伸ばしのポーズをしている時は「あ~腰方形筋が伸びてる~

ねじりのポーズの時も多裂筋を意識しながら捻るとさらに背骨が伸びて深くねじれたり・・・
最近ちょっとマニアックな私です

インストラクター同期や研修生との勉強会はヨガのこと、カラダのことで
真剣に話が出来るのでいつもいい時間を過ごせます

そして同期、研修生との連絡が毎日のようにあり、楽しく充実しています

「おばちゃん」と呼ばれる年代になってからでも、こんなに毎日、
張り合いが出て楽しいことがあるんですね

頭も心も柔らかい「おばあちゃん」を目指してヨガを続けようと思います

今日は上半身への影響についてです。
ヨガの「山のポーズ」(タダアサナ)は立ち姿勢での基本のポーズです。
「山のポーズ」を作る時に足裏から順に体の部位を意識して作っていきます。
胸では、「胸は開いて肩はストンと落ちる」と意識を持ちます。
この「胸を開く」のは、膝からつながっています

(膝と股関節の連動性は前回書いたとおりです)
立って軽く膝を曲げてみてください。
少しお尻が後ろへ出てお腹が緩み両手が少し前へ出て、猫背になり胸は縮こまりますよね。
では、そこから膝を伸ばしていってください。
股関節の辺りが伸び、下腹部も引き締まりお尻もきゅっとたくし込まれ姿勢が良くなります。
胸が開かれるのが分かります。
さらに、膝をしっかり伸ばしてみましょう。
お腹がぎゅっと引き締まり、胸がぐーんと上へ持ち上がります

この違いを体感されると、体がつながっていることをハッキリと分かってもらえます

そして、膝を曲げた時の形、お年寄りの方のイメージじゃないですか?
お尻が垂れてお腹は緩み、腰に負担がかかり丸い背中。
首の後ろから背中にかけても肉が付いて盛り上がっている状態

マズイですよ~

老いは背中からです

もっと背中にも意識を向けましょう。
立ったときの良い姿勢を作るコツの一つは膝を伸ばすこと

簡単でしょ

(でも、膝の悪い方は無理しちゃだめですよ!)
若い方でも膝が伸びきらない人けっこう多いです

立ちポーズの時も膝が曲がっていることを言われて初めて気が付く方けっこういます。
開脚の時も大きく開こうとすると膝が曲がりますよね。
膝が曲がらない程度で腰が後ろへ引けないところまでで、OKです

大きく開くよりも膝をしっかり伸ばすことに意識を向けて。
股関節が痛くてかばっていると、膝も伸びないし、姿勢も悪くなります。
直接、痛いところは触れなし、触りたくないでしょうから、
膝、足首からでも柔軟にしていくように動かしましょう。
ご自分の体、痛いな~。と思うだけでは治りません。
痛みが少しマシになったら少しずつ動かしていかないとさらに固まっちゃいますよ

一生付き合っていくこのカラダ。
労わりの心で、自分で触って動かして、メンテナンスしましょう

そして、少しでも長持ちさせてあげましょうね。
次回は、股関節とヨガのポーズについてです。

建仁寺のキレイなお庭を眺めながらのヨガ

ヨガ好きな方がたくさん集まる関西最大級のヨガイベント

今日も清々しい空気を感じながら2本受けてきました

一本目はサントーシマ香先生の「アーユルヴェーディック・ヨガセラピーの基礎理論」を受講しました。
香先生はモデルをされていることもあり、本当に美しい方でした

内面からの人柄の良さ、美しさとオーラがにじみ出ていました

そして、とても自然体でご自分のことを客観的によくご存知です。
自分の体質、クセを例えに交えながらの90分はとても分かりやすかったです。
食べ物のことからヨガのことまでよく勉強されているのが分かりました。
「アーユルヴェーダとは、どうやったら自分の命を生かせるのか?
このエネルギーをどうやったら活用できるか?
より、調和的に導く力。不調和にならないように導くのはどうするのか?」
という、基本的なことからお話してくださいました。
瞑想の言葉も情景がイメージしやすく、とても癒されました

あっ、瞑想を毎日している人は若いそうですよ

「みなさん、1日15分でいいので瞑想しましょう


これから、ヨガを続けていく上で中医学の体質診断と共に、アーユルヴェーダでの体質も知り、上手に取り入れていけるように少しずつ勉強していきたいと思いました。
2本目は、内田かつのり先生です!
今回のテーマは「怪我をしないアームバランス」です

プランク、チャトランガをメインに変形させながらの練習です。
もちろん、手首の意識、腕の使い方、脇への意識、体幹を使うことの重要性。
本当、分かりやすいしためになります

いつもながらの丁寧な説明とペアでの練習を交えながらの指導は体にプルプル効かせながら落とし込めました

腕の筋肉と体幹が意識して使えたのでしょう。
ビックリするようなポーズもしたのに、手首もひじも肩も腕の付け根も全く痛くありません

「最初はビックリするけど、脳を使ってポーズに近づけるように日々練習」
このような事を仰っていました。
派手なポーズもコツコツ練習を積み重ねて、脳が怖がらずに慣れてきたら少しは近づけるかな?
もう少し、自分で自分を支えられるように体重しぼらなくては・・・

でも、出来ない事にチャレンジする楽しさと言ったら

私たちの可能性ってきっとまだまだ眠っているんですね

お祭りのように楽しい時間を過ごせてホントに幸せです

ヨガに出会えたことに感謝


先日、太秦の生徒さんに「股関節が柔らかいと何がいいのですか?」
と聞かれました。
ホントにそうですよね。
股関節の可動域が広くなるメリットについては説明したことがなかったです

股関節の位置は「気をつけ」の手首の当たるところから少し上の内側に入った辺りになります。
太ももの付け根の真ん中の奥になります。
図は簡略化していますが、関節なのでもちろん靭帯や軟骨、関節包もあります。
私たちにとってとても大切な股関節。
何回かに分けて説明してみたいと思います。
まずは「歩くのがスムースになる」こと。
股関節がよく動くと歩幅も大きくなります。
歩幅を大きくするということは、股関節だけじゃなくお尻の筋肉、ハムストリング、
ふくらはぎもしっかり使えないと出来ません。
そして、筋肉がしっかり使えると、下半身の血行が良くなります。
「筋肉を使う」とは、筋肉を伸ばす、縮めることを言います。
筋肉が固いと伸縮率は小さいですよね。
筋肉が柔らかくよく伸縮すると血液、リンパもしっかり運べます。
つまり、筋肉が固いと滞りが生じ、老廃物や脂肪が蓄えられむくみ、
下半身太りにつながってきます

体の50%以上が下半身の筋肉だそうです。
と、言うことは下半身の筋肉を動かせば代謝も上がる!ということですよね

「ほぐれッチ」の著者、八田永子先生のWSでは、
「膝を伸ばすと骨盤が立ち、姿勢が良くなります」と言われていました。
骨盤が動くのは、仙骨だけじゃなく、股関節を動かしています。
なので、「膝を伸ばすということは股関節を使っている」ことにつながってきます。
そして、膝を伸ばすためには、ハムストリング(太ももの後ろ)とふくらはぎが収縮したままだと伸びません。
やっぱり、「ほぐれッチ」で太もも、ふくらはぎをコロコロするのはとっても大事!ということになってきます

膝裏コロコロするのも、何とも気持ちいいのです

そしてふくらはぎは、足首を動かすと緩んだり固くなったりしますよね。
と、いうことは足首→ふくらはぎ→膝→太もも→股関節とつながっていることが見えてきます。
(当たり前なんやけど)
なので、股関節が固い、股関節が開かないと思っている人は足首回しも積極的に取り入れるといいですね。
ヨガのレッスンの導入では、足指ほぐし、足首のストレッチもします。
(毎回ではありませんが)
1時間しっかり体を動かしていくために、とても大切なことなので丁寧にやっていきたいです

つづく


写真はガラスにアクリル絵の具で描きアルミホイルを後ろに合わせてあります。
長女がアトリエ教室で製作してプレゼントしてくれました

私は福島の実家の母と広島の伯母に毎年手紙とプレゼントを贈ります。
主人の母には兄嫁と合同でお花をプレゼントです

プレゼントを贈る相手がいるというのは幸せです

母も伯母も「何も送っていらないよ。ようこが幸せなのが一番うれしい。」
と言ってくれます

この言葉は子を授かってから初めて深く理解できました。
先日、長女の参観、懇談の感想を提出する機会がありました。
「・・・6年生は複雑な気持ちを抱えているので、私もムッとしてしまう事があり、
日々親育てしてもらっています。そんなことがあっても、やっぱり可愛い娘です。」
と、書いたところ学級通信に載せてくださいました。
「我が子の存在そのものに愛を注いでおられます。これを「存在承認」と言います。
親は我が子に「存在承認」を与えることが大切だし、このお母さんのようにそこを
愛でいっぱい満たしてあげてください。」
と、コメントをくださいました。
そうか~

私は「あなたがいてくれることがありがたいのよ。」「あなたがいることがママの幸せ。」と
よく言うのですが、こんな思いを「存在承認」というのね。
私も先生から「承認」されてちょっとウレシイです

私のこの思いは母から受け継ぎ、母も祖母から受け継ぎ、祖母も曾祖母から・・・
と命のリレーと共に愛情も受け継いでこれた事に感謝の想いが沸いてきます。
そして、子供の命を授けてくれた主人がいてくれることはありがたいんやな~。と
改めて思いました。
でも、みんながみんな「存在承認」を与えられて育ってきたわけではないですよね

ヨガでは、ありのままを見つめ、ありのままの自分を受け入れるようにします。
生きていたら、思い出したくないこともたくさんあります。
「愛された記憶」とは違うことであっても、受け入れたくない過去もたくさんあります。
ヨガでは傷ついた自分を癒すことができます。
小さい頃の傷ついて泣いてる自分。
過去の失敗や後悔から立ち直れない自分。
きっとそのことでたくさん悩んでたくさん泣きましたよね。
アーサナをしている時間は、その思いはちょっと隣においておきましょう。
そして、自分の体の内側へ意識をシフトします。
シャバーサナでもその思いや執着を手放すように少し遠くから見つめてみます。
そして、真っ白な頭で今の心地よい感覚だけを感じていきます。
最後の呼吸法では、そんな自分の思いに寄り添いながらも瞑想してみます。
「こうしてヨガが出来たことに感謝」
「ここに来ることができたことに感謝」
「このようにヨガができる命と体を授けてくれた両親に感謝」
感謝の思いが、感謝する出来事をより引き寄せてくることでしょう。
ハッピーヨガののり子先生は「あなたに起こること、全てに感謝して。」
とよく言われます。
(私もまだ、その境地にはいたりませんが。)
過去と相手は変えられないけど、未来と自分は変えることができます。
今、こうして生きていると言うことは、とても運の良いことなんですよ

今日も、感謝する出来事がたくさん訪れますように


毎年、我が家のGWは遠出することもなくのんびり過ごしています

例年、5/3は大雨以外は主人の実家のお手伝いの田植えをすることが決まっています

子供たちは泥んこになって楽しんでいます。
冷たい川でもへっちゃらのようで

そして今日は家でバーベキュー

たいした材料じゃなくても外で食べるとなんで美味しく感じるのかな

焼き係は夫。
食べているのは主人の母です

主人の母、兄家族も一緒にノンビリ午後を過ごします

長男が小学校4年生くらいまでは、幼稚園のお友達4家族18人で毎年、
賑やかなバーベキューでした。
楽しかったな~

最近は落ち着いた(と言っても子供4人がバタバタしていますが


家族で一緒に楽しい時間を共有できてホントに幸せです

子供たちも親が笑っているのが嬉しく安心できるんでしょうね。
「バーベキューしよう


家族思いの主人とそんな主人を産んでくれた主人の両親、いつも仲良くしてくれる
主人の兄夫婦に感謝です

私はやっぱり幸せ者だわ~
