
昨日は優待チケットをもらったので高島屋で開催されている
「入江 明日香展 -細密のファンタジー」を観てきました♡
動物と、人物とが優しい色使いと、風が吹いている感じで
とても素敵でした♡
読書の秋ですね~🍁
秋じゃなくても
毎日、暇を見つけては本を読んでいます。
そして、集中できなくなったらヨーガしています(笑)
二階にも、リビングにも、和室にも
ダイニングにもあちこち読みかけの本がありますが
最近読み終わって、ズシンと響いた本が
この本です。
この本の原作は1969年に書かれいてるそうですが
今なお多くの方が読まれているようで、アマゾンのレビューにも
たくさんフィードバックが書かれていました。
200人のもうすぐ寿命が来る人にインタビューして
お話を伺うなんて、日本では考えられませんね。
精神科医のキューブラー・ロス女史の
客観的なものの見方と、相手を思いやる気持ちも
とても伝わってきました。
死にゆく患者の気持ちになって考えることが出来るので
余命宣告を受けている方も、その家族や関係者も
みんなに読んでもらいたいすごい本だと思いました。
内容は、死ぬ瞬間というよりは
死に向かっていく過程を段階的に説明されているのが
とても分かりやすかったです。
第一段階
自分が不治の病であることを知ったときって
「えーっ?」
「まさか!!」
「本当に? 私が?」
「何かの間違いじゃないの!」
など、驚きと、否認をするそうです。
やっぱり不安だし、受け入れる準備が
簡単にできるはずないですよね。
そして、その反応が防御反応であり
当たり前であることも知ることが出来ました。
第二段階
その否認していた反応からやがて自分の病気を
理解し始めると次に現れてくる感情が
怒り・激情・妬み・憤慨などがあらわれてくるそうです。
「どうして私が?」
「なぜ、あの人じゃなかったのか?」
「先生(お医者さん)が悪い(怒)」
「看護師さんの対応が気に入らない」
など、そして家族にも怒り、不快感を増していくこともあるそうです。
でも、大切にされ、理解され、気にかけけてもらえると分かると
じきに癇癪を起さずとも自分の言うことを聞いてもらえることも
理解されるそうです。
p97では
「このような状況に置かれたときにいちばん惨めなのは、
金持ち、成功を収めた人、支配欲の強いVIPだろう。
自分の人生を快適にしてくれるものを失ってしまったからだ。」
とあります。
そして
第三の段階では、
取り引きを試みるそうです。
子どもと同じですよね。
何か要求したこと(ゲームを買って)などがだめだとなると、
何かお手伝いをしたり、
「今週は宿題も自主勉強もがんばるから買ってね」
と言われたら、取り引きに応じることもありますよね。
終末期の患者さんも同じ作戦に出るそうです。
p142には息子の結婚式に参席した女性のお話しが書かれていました。
p143にはほとんどの取り引きの相手は神であり、
と、あります。
私も10代の頃に、買っていた小鳥が死にそうになった時に
神様と「大好きなチョコレートをもう、
絶対に食べないから元気にさせてあげてください。」
と取り引きしたのを今でも覚えています。
でも、結局約束は守られていませんが。(;^_^A
その次の段階
第四段階では
抑うつ状態になるそうです。
手術、再入院、体力がなくなってくる、
経済的な負担も増える。
子どもをよそに預けなければならない。
など、悲しみと罪悪感に苛まれることになるだろう。
と、あります。
p147には
「だが、忘れがちなのは、死期の近い患者には、
この世との永遠の別れのために心の準備をしなくはならないという
深い苦悩があるということである。」
と書かれています。
そういう気持ちになることが知れたのも
この本を読んでよかったと思う点です。
外的な反応(検査のことや、経済のことで憂鬱になること)から
死の準備への心の憂鬱さと、2種類あることが分かります。
そんな、抑うつされている患者へ寄り添うこと。とは、
患者の人生観や関心事に意識を向けてお話を聞いたりしたり
することも私が出来ることなんでしょうね。
最後の第五段階を
キューブラー・ロス女史は
受容
と言われています。
p192
「これまでのいくつかの段階を通過するにあたって
何らかの助力が得られれば、やがて自分の
「運命に」気が滅入ったり、憤りを覚えることもなくなる。」
そうです。
でも、
p193
「受容を幸福な段階と誤認してはならない。
受容とは感情がほとんど欠落した状態である。」
とあります。
そして
「そしてこの時期は、患者自身よりもその家族に、
多くの助けと理解と支えが必要になる。」
とあります。
p195では医師たちが延命を望むのに対し
患者が安らかに死にたいと望んでいる場合のことが書かれています。
患者の死を苦しみにみちた最後の体験にしてしまうことが
ないようにしたいですよね。
最近は私の親も、夫の親も70代後半になり
私の接する方も高齢者が多いので
いつも死について考えています。
死を考えながら希望もあって
生きることも同時に考えています。
p236では
「私の知識のおよぶ限り、なしうることは
すべてやったつもりです。
でも今後もあなたができるだけ楽に過ごせるよう努力します。」
とお医者さんが言ってくれることが重要である。
とあります。
・患者を安心させるような言葉をかける
・ただ、そばにいてあげる
・何も言わず手を握ってあげる
それくらいなら私にもできます。
以前、「いきたひ」
というドキュメンタリー映画を観たのも
私の中の大きな財産です。
死が怖い
死とは遠いものだ
という感覚は全くありません。
この本を読んでさらに
死についてもっと、家族や
周りの人たちと普通に会話できるときに
話しておくことは大切だと思ったので
テレビで有名人が亡くなられた時など、
自分の死生観などを家族とお話するのがいいでしょうね。

毎月定期購読している雑誌なんですが、今月の付録は「足つぼソックス」でした(*^▽^*)
履いたら微妙にツボも反射区もずれますが、なかなかいいアイディアです!
ツルツルしたタイツくらいの薄さです。
反射区の口元、ほうれい線は女性は気になるよね~
私が習った時は、甲の親指の根元は「歯ぐき」でした。
(まっ、多少違ってもいいよね(;^ω^))
何よりも足に興味が湧き、たくさんの人が足から幸せになってくれるのが
私の願いです☆
おしい!のは5本指じゃないこと。
付録にそこまで求めたらあかんのかもしれませんが・・・(~_~;)
誰か靴下屋さんとコラボして商品開発してくれないかしら~♡
男性用や子ども用もあったら面白いのにな(^-^)
昨日出たばかりの「日経ヘルス 7月号」に私の一押しの「ほぐれッチ」が特集されています

40~43ページです


ほとんど毎月日経ヘルスは購入しています。
今回の記事はストレッチのことが多く載っていて、アーサナではないけど、
よく使っている動きがたくさん載っていたので自分のクラスのプログラムを
組み立てる時に使えると思いますよ

おうちや会社でも出来るストレッチが載っているので、参考になりました

今日も体験の生徒さんに、ほぐれッチをしてもらいました。
若いママと、妊婦さん(安定期の)が来られていたので腰や棘下筋にも気持ちよく使ってもらいました

スポーツ選手は筋肉をほぐし過ぎたらあかんと思います。
せっかく鍛えて力を出すための筋肉だからね。
でも、会社勤め、家事、パソコンなどしかしていない、運動量がそんなに多くない
一般の方はやはり、凝り固まったところはほぐして柔らかくすることは必要だと思います。
加齢とともに血管も硬くなるそうです。
ストレッチで体の柔軟性を高めると、血管も柔らかくなることが示されはじめているそうですよ

そして、嬉しいことに”体が硬い人”ほど、ストレッチのダイエット効果は得やすい

私も毎晩、ほぐれッチと普通にストレッチしてから寝ます。
その10分が何とも至福の時なんです

疲労を次の日に持ち越さないためにっていうのはもちろんですが、
副交感神経が優位になってきて断然寝やすくなります

寝つきの悪い人はちょっとでいいのでストレッチしましょうね

先日、とうとう花粉症デビューしてしまいました


鼻が詰まり呼吸はしにくいし、頭痛もするし、ノドもイガイガするし、
ボーッとして何が何だか分からない状態になり・・・
毒出しとは知りながらも、今は薬に頼っています

そんな中、西京極の生徒さんが貸してくださったこの本を読んでさらに、
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりました

特別支援学校に勤務する山元加津子先生が接してこられた生徒さんとの生活や会話を
中心に生命科学者の柳澤桂子先生が「生命とは何か」を。
大阪大学大学院教授の四方哲也先生が遺伝子の実験から人間社会や世の中について思うことを。
UCLA大学医学部教授の新原豊先生は「鎌状赤血球症」の研究をされている立場からのお話しをしてくださっています。
私はヨガをするようになってから常々「いろんな人がいて、それでいいんだなぁ。」
と考えることが多くなりました。
私はどちらかと言えば、行動的で、おせっかいで、じっとしていると
病気になってしまうタイプですが

のんびりマイペースで生活されている人。
上手に愛を受け取るタイプの人もいますよね。
宿題をいっぺんに済ませてしまう人、ボチボチ進める人、当日の朝ギリギリにする人。
どうしても苦手な人や、一度で大好きになってしまう人。
この世の中は本当にたくさんの種類の人がいて成り立っていること。
この本を読んでぼんやりと考えていた「いろんな人がいる意味」
みたいなのが少し分かったような気がします。
ヨガをしていると、体だけじゃなく心がどんどんラクになっていきます。
若いころだったら許せなかったようなことも、逆に感謝する出来事に思えたり、
「去る者追わず、来るもの拒まず」じゃないけど相手や出来事を良い悪いで
判断することなく事実を受け止められるようになったり。
そして、感謝することが本当に多くなってきます。
この本を読んで、さらに感謝する対象が増えました。
柳澤桂子先生の本は以前読んでいたので、今回のお話しを読んでさらに納得がいき、
とても感動しました。
p35より抜粋。
「人の心は、空(から)になることはありません。一つを捨てると、
必ずそれに代わるものが満ちてきます。
自我を捨てれば愛が、愛を捨てれば憎しみが、執着を捨てれば活力があふれてくる。
苦しみの極みに立つことさえも、希望への道を開くことにもなり得るのです。」
30年以上も難病に苦しまれた実体験からのお話しにはとても重みがあります。
この本も一晩で読み切ってしまうほど引き込まれました。
一度目を通して命について考えてもらえるきっかけになったらいいかな。と思います。
ドキュメンタリー映画
「1/4の奇跡」
のホームページもよかったら見てくださいね

(関係ないけど、四柱推命ではお互いの日柱が「壬午」)
私も主人の母も、今ほど、化粧品や食品の表示に一般の人が騒いでいない頃から
関心を持っているところもその一つ。
私は、小6の時の担任に勧められて読んだ「複合汚染」を読んだ時のショックは相当なものでした。
それ以来、商品の成分表示を見ることは欠かしません。
主人の母も30年以上も前からこのような事に関心があり、
添加物の事について書かれた著者に直接電話して話を聞いたことがあるそうです。
でも、私も主人の母も決して完璧に排除して選別しながら生活しているかというと
そんなことはなくファミレスにも行くし、スナック菓子もインスタントラーメンも
主人も子供も好きなのでたまに食べます。
今回は、そのての話しじゃなくて、主人の母が読んでいた本が私の興味がある
ジャンルだったのでご紹介します

車の緊急の時に来てもらうJAFの月刊誌に毎月一つずつ「未病にきくワザ」として
紹介されていたものの中で、反響の多かったワザをより詳しく紹介して集めたものです。
2冊あり、この、黄緑色の表紙のは2冊目です。
2冊とも読んだ感想としては、ワザのジャンルが多いのでどなたでも、
健康に興味のある人なら楽しく読める本だなぁ。
と思いました。
ワザを教えてくださっている先生はその道のプロの方ばかりで難しい言葉も
分かりやすく解説してくださっています。
1冊目のワザからは・・・
・「体温+4℃入浴法」
・・・なぜ低い体温がよくないのか?
の説明が分かりやすく書いてあります。
(分かりやすく説明してくださっていますが、長くて文章に起こせなくてゴメンなさい。)
・「血管マッサージ」
・・・身体は、細胞が働いている組織には血液を十分流し、
働いていない組織へはあまり流さないように血液の量を調節しています。
血流が少ないと細胞は衰えていきますが、血管マッサージで刺激すると、
動脈の表面にびっしり張り付いている血管拡張神経が興奮して動脈を拡張させ、
その部分に血液を流し込みます。
すると栄養と酸素が回り、細胞が息を吹き返します。
おぉ、そうなんですね

なんとなく分かっていたけど言葉にはできなかったことが、ハッキリと分かりやすいです!
・「壁スクワット」
・・・老化や姿勢の悪さ、運動不足などが原因で股関節の可動域筋力が減ってくると、
膝や足先までの関節や骨の並び方(アライメント)が悪くなってくる。
アライメントが悪くなると、姿勢がさらに悪くなるという悪循環に陥り、
ちょっとした動作でも身体に大きな負担がかかるようになるという。
「その悪影響は、まず体のつなぎめである関節部に表れます。
関節周囲に使いすぎ症候群が起こって機能が衰えるのです。
(中略)慢性的な腰痛や膝痛の原因が股関節にあったということは珍しくなく・・・・」
そうそう!姿勢!運動不足!やっぱり股関節!
他にも
・スロトレ
・指回し体操
・アロマセラピー
・お日さまセラピー
などなど興味のあることがたくさん載っています。
2冊目も私の興味のあるワザとしては・・・
・にんじんジュース健康法
・がんばらない健康法
・つむじ押し健康法
・四股トレーニング
・大腰筋トレーニング
・顔ストレッチ
などなど、どのワザも知っていて損のない内容です。
免疫力、自律神経、セロトニン、筋肉、骨、etc・・・
興味のあるキーワードが多くてマーカーでラインを引きたい文章が山盛りでした。
(中古で1円やし買おうかなぁ、と思案中です

イラストも、どのワザにも載っていてツボもイラスト入りやし分かりやすいです!
そして、昔に読んだことがある人も多いとは思います。
とても心に残る一冊なので、まだ読んでない方は一度は読んでみてくださいね。
先月、ヨガ友のEちゃんや、ヨガのある暮らしのjunko先生がオススメされていたので購入してみました。
このカードを毎日1枚引いて、解説を読むというだけの簡単なものなのですがとても分かりやすい解説と怪しい絵柄で楽しんでいます

向井田先生の解説はとても分かりやすく、そのカードに合うポーズも一つ載っています。
ポーズを作る時の説明もヨガ的で解説書を読みながらポーズをしている気分が味わえます。

ちなみに今日の私は「カルマ(行い)」3-30でした。
副題が「恐れを手放す、自然に委ねる、過去・現在・未来の繋がり」
となっています。
解説をピックアップしてみると・・・
”過去にしたことが、今になり、今していることが、未来になる”これは、全世界を
巡らせる「カルマの法則」であり、だれもが同じ様に過去から課題を与えられ、過去、
今と未来を繋げる法則の中で生きています。
恨まず、憎まず為すべき事を果たすことが、過去の罪の意識や後悔を取り除く
浄化となり、未来の不安から自由になる方法です。
いやぁ、まさしくその通りです

恐れを手放してください。どんな時もあなたを見守り、育み、導く自然を信頼し、
世界に自分を委ねてください。
心配は無用です。
この世で生きることにおいて、私たちが心配することは何もありません。
与えられるものは必要な時に必ず与えられ、必要のないものは去るだけです。
自然の法則はいつもあなたと共にあり、成長するチャンスを与えます。
そうなんですよね。
ポーズをキープしているときも「自分を委ねる」ことを
いつも、意識しています。
生活の中でも、そこを目指してはいるのですが
まだまだ修行中です

欲望や野望にギラギラしなくても、自然界の大いなる流れに身を任せてきましょう。
調和に生きれば、必要なものは与えられます。
私たちは来たものに感謝し、チャンスを経験し祈るだけです。
自然と自分の繋がりを知り、未来の不安や、過去への後悔、
今に抵抗することから自由になりましょう。
はい

心がけてみます

yogaのポーズは、「閉脚前屈」(パスチモッターナーサナ)です。
解説を載せてみます。
深く自分と向き合い、内なる力を高めるポーズです。
聖典では頭が北、脚が南、お腹側が東、背中は西と体の方角を定めています。
このポーズは東に体を折り曲げ、西側の背中と背骨を心地よく伸ばすポーズ。
折り曲げた東側のお腹に意識と力が集中します。
ポーズをとりながら、深く呼吸を繰り返してください。くるものを拒まずに
受け入れる消化と吸収の力が強く沸きあがるのを感じるでしょう。
どんなに難しい状況も越えられないはずはありません。
諦めない強さと、困難を受け入れる柔軟さをこのポーズで養いましょう。
立ちはだかるハードルを越えることでのみ、私たちは学び、心の広いビッグな
人間に成長できるのです。
ひとつ困難を乗り越えたその先には、必ず喜びがあなたを待っているでしょう。
あ~ステキな解説です

私もこんな風に誘導できるようになりたいなぁ

この解説書だけでも、かなり値打ちがあります。
「バガヴァッドギーター」とは
から書いてありますので、ヨガを始めて間もない方にもオススメですよ

月に2回は図書館へ行って子どもの本と一緒に私の読みたいのを借りてきます。
最近は末っ子が私好みの本を見つけてくれるので助かっています

この本も「ママ、これはどう?」と見つけてくれました

この本は50代の中高年層を対象に書かれたもの(だと思う)ですが、
どうして、どうして。
30代でもキツイ運動法がたくさんあって、これを50代がやってもいいのか?と、
思ってしまいます

著者の略歴を見てみると…
中学時代に独学でトレーニングを開始。
高校卒業後、トレーニングを極めるべく自衛隊へ入隊し、初級偵察教育課程で隊長賞を受賞。
その後、フィットネスクラブにて多数の著名人・経営者などを指導。ハードなトレーニング経験と運動生理学・脳科学に裏づけされた独自のトレーニング理論が高い評価を得て、指導依頼が殺到。
予約の取れないパーソナルトレーナーとなる。
とあります。
なるほど。ご自分の体験をもとに理論を組み立てられています。
お医者さんの書かれる本や、最近よく目にする楽して簡単に、
短期間で成果が出るというような本とは一線を隔しています。
内容は、軸となる筋肉の図や「山本式”体力”理論」から始まり
「体力について」「筋トレが体にいい理由」など、読みどころが満載です。
・中高年なのに筋トレをして体の負担にならないの?
・筋トレの効果を効きやすくする方法はありますか?
など質問コーナーもあり運動をしていない主婦でも納得できる答えが書かれてあります。
「日本人は理論が好きなので説明をしっかり受けてからスタートすると、
頑張ってしてくれるのよ(^-^)」
と、ケアリング・ヨーガ療法でも教わった通り、運動に入るまでのページが
20ページ弱、しっかりと書かれています

「今の自分の体力レベルを把握しよう」
からいよいよ始まります。
「体力テスト」
・・・あかん、かなりキツイ

かかとを上げたまま片足立ちで30秒!
・・・できません

腕立て伏せ目標15回!
・・・膝をついてもいいと書いてありますが15回も一度に出来ません(腕力、弱っ

「体力テストの結果と今後のトレーニングについて」では、
・・・どれも楽なものではありませんが結果は人それぞれでしょう。(中略)むしろ、この体力テストは、他のものに比べてややレベルの高いものになっていますので、普段トレーニングをしていない人がこれを難なくこなせたらそれはすごいことです。
とあります。
ややレベルが高いじゃなくて、かなりレベルが高いです

このテストを中高年の人にさせたら、すごくやる気が出る人とあまりに出来ずに落ち込む人の両極端な結果になるのではないかと心配してしまいます

でも、本書はいたるところにモチベーションアップの説明やコラムが書かれていて「運動初心者のための内容」と言われている通りトレーニングは徐々に強度を上げていきます。
メインのエクササイズの章でもやはり説明がたくさん書かれています。
基本的なこと。
・24:00くらいには就寝する。
・食事は腹八分目に抑える。
などのライフスタイルから
「トレーニングを成功に導く10のポイント」として
・中高年は毎日トレーニングを
・運動不足の人は無茶をしない
・目的意識をもってトレーニングをする
など概念的なことも書いてありトレーニングに入るまでの説明がホントにたくさんです

エクササイズ自体は肩まわしから入り、徐々に難易度が上がっていきます。
ステージは3段階になっていて、そのステージの中でもレベルがどんどん上がっていきます。
パワーヨガのバリエーションとして使えそうなエクササイズもたくさんありました

「スポーツ向けエクササイズ」の章ではゴルフ、スキー、テニス、登山と中高年に人気の高い4種目に効果的なエクササイズが載っています。
ちょっと負荷が強いのもありますが鍛えられたらもっと楽しみながらそのスポーツができそうです。
「おわりに」では、山本さんの思いが書かれています。
・・・私が日々のトレーナー活動や執筆、講演活動を通じてお伝えしたいことは
「健康でいることは誰かを幸せにする」ということです。
人は、人や社会と接点を持ちながら生きています。
そんなあなたが苦しんだりするのを見て、誰も喜ぶはずがありません。
逆にあなたが健康でいつも元気なら、周りの人も元気を感じ、毎日を健やかに過ごすことができるのではないでしょうか・・・
こんな感じで、厳しい中にも勇気づけられるお話がたくさんありました。
すぐに購入するかは決めていませんが(昨日3675円の別のを頼んだばかりやし

Amazonのほしいものリストに入れて検討しています

あっ、必要なページはもちろんコピーしましたよ

4年前に購入した本なんですが、最近、また手元に置いて読み返しています。
本の副題が「瞑想をこれから始める人の本」と、
なっているとおりとてもやさしく瞑想について書かれています。
「瞑想って何だろう」
というみんなが思うことから説明されています。
綿本先生の説明は言葉がきれいで、このページを読んでいるだけで
瞑想が深まった感覚を少し味わえる気がします

瞑想の準備というプレステージでは、
「瞑想を行う際の姿勢」
「坐法のバリエーション」
「瞑想中の手の使い方」まで書いてあります。
本当に丁寧な本です。
「心の安定感を育む」
「心を開放する」
「静寂を深める」
と3段階に分けて、さらに具体的に1つのパートを3つずつに分けて書いてあります。
どの瞑想のパターンでも、
・楽な姿勢で座る
・のんびりとした呼吸
・身体への意識の仕方
など、さらりと触れながら、徐々に心へのアプローチへとつなげていきます。
この本を買った当初は心を開放するステージの
「楽」の瞑想、「愛」の瞑想が大好きで
何度もCDを聞いたり、読んだりして文章を覚えてしまいました。
心に光が明るく差し込むような感覚になるのでとても心地いいんです

今は、時々読み返しながら「捨」の瞑想に書かれている
「・・・手放そうと思った時点でそれがすでに執着になり、何もしないでおこうと
思った時点でそれがすでに手放せていないことになります。・・・」
など、ふと目に留まった文章をもう一度自分に問いながらじわじわとイメージしています。
「瞑想が終わたらゆっくりと時間をかけて覚醒することが大切です。」
と覚醒についてのガイドまであり、とても親切な本なんです

「ヨーガのポーズ中に瞑想する」の章では、
アーサナは瞑想をとることを目的に開発されたものであること、
ポーズが瞑想を助けることなども説明されています。
「瞑想的に生きる」の章に書かれている
「執着に心を煩わせることもなく、不安に思い煩わすこともなく。
一瞬一瞬で気持ちを切り替え、心をリセットしながら生きていく。
それを100%徹底するのはとても難しいことですが、毎日の瞑想で
その感覚を1%ずつでも深めていくことができれば、その感覚を胸に、
少しずつではあるものの、確かにそこに近づいていけるのです。」
と生活に瞑想を取り入れることのよさを書いてくださっています。
ヨガを初めて間もない方でも、ヨガをしていない人でも、
とても分かりやすく、入りやすい本なので一度ご覧くださいね。
付属のCDは、実際に綿本先生の誘導です。
綿本先生のしゃべり方がお好きじゃない方は受け入れられないかもしれませんが、
私はゆっくり聞いて、間の取り方や、抑揚の付け方など
参考にさせてもらったり、リラックスしたりと活用しています。
今は車で時々聞いています。
イメージ瞑想が主なので、深めている人には内観瞑想まで行き着かないので
物足りないかもしれませんね。
でも私はこの本で学んだことが多かったです

ありそうでなかった、中医学とヨガがコラボされた本です。
テレビCMでもよく見かけるようになった「未病」について、小池先生の丁寧な説明と
成瀬先生が「ヨーガにおけるアーサナの意味」、「プラーナ」の説明、
「未病状態を解消すること」をとても分かりやすく説明されているページからスタートします。
たくさんの症状別に、見開きで右ページを小池先生が西洋医学と中医学を
織り交ぜながら解説され、左ページには、成瀬先生がアーサナや呼吸法を
イラストと共に解説されています。ヨガをしていない人にでも分かりやすくいい感じです

3つあるコラムもとてもよかったです

Part3の「健康なからだをつくる基本のヨーガ」は成瀬先生が担当されています。
「健康なからだをつくるために」の説明がまた、分かりやすくてためになりました

アーサナにはどれもイラストに解説があり、すぐに実践したくなります

「あとがき」もこれまた分かりやすくてよかったです!
なんだか今回は「分かりやすい」の連発でしたが、
空中浮揚もされるヨーガの達人である成瀬先生と、西洋医学と東洋医学、
代替医療を統合されたクリニックの院長である小池先生のお話がとても
シンプルで腑に落ちる内容ばかりでした。
図書館で偶然見つけたのですが、出会えてよかったです

半年前になりますが、うちこのヨガ日記で紹介されていてとても気になっていました。
心に響く言葉と、ヨギーニなのかしら?と思うほど
ヨガ哲学の感性の持ち方に、テレビで見ていた印象とは全く違っていました。
いくつかのメッセージをご紹介しますと・・・
未来と選択
人生は、その一瞬一瞬が選択のくり返しです。
そして未来とは、「いま」と切り離された遠い先に、
すでに決まったかたちで
存在しているものではありません。
未来とは、この一瞬とたしかにつながっており、
あなたの手で選び取られることの積み重ねによって、
柔軟にその姿を変えたいと願っているものなのです。
(JAN 11・12・13 「知性」について)
そう、そう。
本質的なことを分かりやすい言葉でありがとうございます

「世界」を感じること
必死になって読まないといけない「空気」に疲れはて、
呼吸困難で苦しくなってしまったのなら、
きちんと自分を休ませてあげましょう。そのためには、
あなたが本当に必要とする「新鮮な空気」を求めて、
外へ出て行くこと。世の中とは、
何も人間だけでつくられているものではありません。
そのことを感じるために「世界」は存在しているのです。
(JUN 30 「友だち」について)
中高生の友だち付き合いって私が学生だったころよりも
はるかに大変そうに感じます。
辛い思いをしている人にこのメッセージが届くといいなぁ。
謙虚さの先生
失敗を誠実に受け止め、責任とプライドを
放り出すことなくプロセスにあたっても、
どうしても、うまくいかないことも起こります。
「うまくいかなさ」「どうにもならなさ」という
人生の「底」もまた、
「謙虚さ」をあなたに教えてくれる、
いい先生であるのです。
(OCT 30・31 「失敗」について)
なるほど~
着眼点にハッとさせられます

もしも明日に
わたくしはつねに、
「仮に明日、死がやってきたとしても後悔はない」
という気持ちで生きています。
ものごとにはすべて理由があるのですから、
明日わたくしのもとに死がやってきても、
その訪問を受け入れることでしょう。
(DEC 26・27・28 「孤独」について)
すごいなぁ。
今を生きて、ありのままを受け入れる。
そのしなやかな強さと潔さ。
なかなか真似できるもんじゃぁありません

中高生の悩みに答えるページも真摯に答えており
拍手を送りたくなります

「かわいくない制服が嫌なんです」(中1 女子)
→言ってみてもはじまらないことに地団駄を踏んで、
ネガティブなエネルギーをためこむのはよしておきましょう。
学校へは潔く、やぼったい制服を着て向かいましょう。
「不倫をしていた母」(高3 女子)
→しかし、自分の度量を超えてしまって悩むくらいなのであれば、
不倫などは最初からしないほうがよいことと、わたくしは考えます。
もちろん、「わきまえ」や「節度」ばかりで世の中がまわっているのではない
こともまた、真実です。ときに思いがけない不測の事態に巻き込まれ、自分が持っていた
「わきまえ」も「節度」も力を発揮することができず、ただ翻弄されるしかないことが
起きるのが「人生」というものでしょう。
など、思わずうなる言葉がめじろ押しでした。
直接会ってお話を聞きに行きたい人がまた一人、増えました

写真や絵が多く、一般の方でも、とても分かりやすくて読みやすいと思います。
アーサナやストレッチのやり方ツボの位置が写真付きで載っています。
本の初めには、「らくらくストレッチ」として15ページくらい
写真で構成されています。
続いて5つの章で構成されています。
「PART1、腰」では、腰痛に効くツボ、腰痛に効果的な運動、
ゆずやたけのこを使った民間療法まで書かれています。
接骨院の先生や外科の医学博士、健康運動指導士など、
その分野で活躍されている方がオススメの記事を書いています。
私がこの本を買う決め手としたのは「PART5、理論編」が分かりやすかったことです。
骨や関節の説明も大変分かりやすく、痛みやコリの仕組みや大きな原因が
分かりやすい言葉で書かれているのがとても良かったです。
図書館などで見かけたら一度目を通してみてくださいね

先日、中2の長男の課題図書として図書館で数冊借りてきたうちの一冊です。
子供と一緒に感想を分かち合いたくて私も読みました。
「八月の光」と聞いて何を連想しますか?
長男は題名がカッコイイから。と言う理由で本を選びました。
ある程度の年齢の、広島や長崎出身の方には「原爆」であることが連想できたことでしょう。
私は16歳まで広島で育ちました。
夏休みは小・中・高校とも、毎年全校生徒、8/6が登校日です。
(今もそうなのかは分かりませんが・・・)
体育館では、投下された8:15に全員で黙祷を捧げます。
京都の夏は湿度が高く、「むぅっ」と蒸し暑い感じですが、
広島の夏は「じりじり」と、照りつける日差しがまぶしく暑い感じです。
私の父方の祖父と祖母は満州で家庭を持ち、父も満州生まれです。
終戦後は祖母の実家である福島県に数年間いたそうです。
祖父の弟は原爆投下にあいました。
私が小学生のころ、祖父と広島赤十字・原爆病院にお見舞いに行ったのを覚えています。
親戚も広島におり、2年前は私と子供3人で夏休みの旅行として原爆資料館や宮島観光をしてきました。
「百聞は一見に如かず」というように当時4歳だった末っ子にも原爆のすさまじさは今も
記憶されているようです。
なので、広島弁で会話されているこの本は私にとって、印象深い本となりました。
この本は小学校高学年~中学生くらいの少年・少女が主人公の3つの短編から成り立っています。
3つが連作となり、最後のお話を読み終えるとつながっている内容であることが分かります。
どの話も子供の目線からの言葉と想いが生活を通して書かれており、
主人公の心の声、主人公の目を通して見えたものが私にも見えるような
表現方法が胸を締めつけます。
「あの朝、ヒロシマでは一瞬で七万の人びとの命が奪われ、その年の終わりまでに
十万を超える人々が亡くなった。半世紀をとうに過ぎた今も、後遺症で苦しんでいる
人々があり、二度と帰ってこないものを待ち続けている人びとがいる。」(あとがきより)
亡くなった方の家族の思い。
看病しながら看取っていく方の思い。
ずっと行方不明のままの家族を待ち続ける思い。
3.11と、まさに重なる思いです。
「すなわち「なぜ私ではなかったのか」「なぜ私は生かされたのか」という問いである。
これはまた、大震災や津波、原発事故の生存者に共通する問いでもある。」(あとがきより)
心の根底にはいつもこの思いがあります。
「いま生かされている人々の未来が、どうか、平和と希望に満ちたものでありますように!
朽木 祥」
そうです!私は生かされています。
このメッセージがたくさんの人に届きますように。
私がお気に入りに登録しているものの一つに「うちこのヨガ日記」があります。
そのブログで紹介されていた本です。
うちこ先生、たくさん本を読まれています。
ブログでは、参考にさせてもらうことが多いです。
この本はヨガとは離れますが、自分の体の「ここが痛いねんけど、なんていうとこなんかな?」
「ここの筋肉痛をほぐすのはどうしたらいいのかしら?」
など、体の仕組みを知るのに大変重宝しています。
私のレッスンでは「ペア・リラクゼーション」として、二人組みで
経絡に沿ってほぐし合いっこをする日を作っています。
その時に、怪我なくしてもらうために筋肉、骨を知っておくことは必要だと思います。
この本は、写真と絵が分かりやすく描かれています。
体の部位も細かく分けてあり丁寧に説明もされています。
マッサージをする方向も書かれてあり、マッサージ師の方のための必読本だと思います。
私はマッサージ師でも鍼灸師でもありませんが、マッサージするのが好きなんです

(もちろん、してもらうのも大好きです

2、3ヶ月に一度は主人の父や、兄にもマッサージをします。
先日は親戚の伯母にも20分くらいですがマッサージをしました。
「整形外科でしてもらうんと、まったく一緒やわぁ

喜んでもらえました

DVDも分かりやすく流れがつかみやすいと思いました。
うちこ先生はヨガのこと以外にも、インドのこと、仏教のこと、インターネットにも詳しくて
一度お会いしたい方の一人です

うちこ先生のブログ
うちこのヨガ日記
理学療法士であり、ヨガインストラクターである中村尚人先生が著者です。
ヨガインストラクターの立場からのヨガやアーサナ解説と、
理学療法士としての筋肉や関節、姿勢の説明はとてもいい本だと思います。
一般の社会人向けとなっていますが、やはり、ヨガを深くしている人が読む
本だな。というのが率直な思いです。
Part.1は写真がとても分かりやすかったです。
アーサナを丁寧に作っていきながら、意識する筋肉や注意点が解説されており大変役立つ章でした。
さすが、中村先生

よく考えられた構成です!
Part.2は呼吸をチェック
ということで肺の構造から鼻呼吸、呼吸の長さ、速さなどが解剖学を交えながら
説明と、解説があります。
私は興味深く読めましたが、一般の方には難しいかな?
と思われるかもしれませんね。
Part.3の生活習慣チェックの章は一般の方にも興味深く読んでもらえる
章でした

販売員の方の立ち方の見本写真はとてもキレイでこんな店員さんだと説得力あるなぁ

Part.4の調整の為のエクササイズ&アーサナは、
インストラクターとして知っておきたい内容ばかりです。
実際、調整や導入の時にも役に立つ方法が部位ごとに載っています。
この本は解剖学とインストラクターとしての両方の知識を兼ね備えた中村先生だからこそ
出版できた本だなあ。
と感心します。
手元に置いておいて、基本に戻り、何度も見直したい本の一つになりました

ヨガ友のYちゃんより「ようこさん、これ読んでみて~!」と、
貸してもらって読みました

谷川俊太郎さんは、有名な詩人で、国語の教科書なんかにも載ってはりますよね。
その谷川さんが、呼吸法を定期的に加藤俊朗さんに習いに行かれており、本書は谷川さんの質問に加藤さんが答える形で書かれています。
その質問が、みんなの聞きたいことを上手に聞いてくださっていることに、感心します

一般の方が疑問に思うようなことから、宇宙のこと、丹田のこと、魂のこと、障害のある人のことなど7章に分けて質問に答えながら、コラムを挟み、とても分かりやすくまとめられています。
「今の時代にはどの呼吸法がベストなのですか?」(質問3より)
・・・きっと生徒さんも一度は考えたことがあるでしょうね。
「人間や動物は呼吸しますけど、動物にも気があるのですか?魚のように水中で生きている生物にも?」(質問10より)
・・・素朴な質問やけどそうよねぇ。
「自分の丹田のあるところを感じ取れなくても、丹田は存在すると思っていいのですか?」(質問22より)
・・・初めて丹田を意識した時に私もほんまにあるのかなぁ、って思いました。
「魂を感じる方法なんてあるのでしょうか?」(質問31より)
・・・うわぁ、直球な質問!
谷川さんナイスな質問をありがとう

って、思う質問ばかりが36項目でございます(なぜか丁寧語

加藤さんはヨガの呼吸法は実際には習われたことがないそうですが、ヨガにも通じることが多くありました。
私はこの本を読んで「あ~、そうそう、そうやん!!」と
初心に帰ることができましたよ

加藤さんの人生から学ばれたことが、コラムや質問の答えにたくさん書かれてあり、
読み終わった後には、お寺で座禅や写経を終えたような
(スミマセン、一度もしたことありませんがきっとこんな感じやと思います。)、
スッキリとした爽快感がありました

実際に呼吸法を教えている現場で録音されたライブCDも、良かったですよ~

声に軸を感じ、こびてないのに優しさを感じる物の言い方や、イメージの仕方もとても参考になりました。
少し、自分だけの静かな時間を持てたらがんばりすぎずに聞いてほしいです。
私も読み終えてから、すぐにアマゾンで注文しました

紹介したい本のトップ3に入るくらい良かったです

私たちは誰一人として生きていくために、呼吸していない人はいません。
でも、普段は無意識に呼吸をしていますよね。
この本は、3つのパートに分けて書かれているので興味があるところから読んでも理解できます。
(もちろん、最初のページから読むのがいいと思いますが)
Part1はからだの仕組みから始まるので興味がない人にはちょっと専門的過ぎるかな?と思います。
でも、図と合わせながら読んでいくので分かりやすいです。
知ってるようで知らないことが多くて、なるほど~と思うことが多かったです。
呼吸筋のストレッチ体操はすぐに、役立ちます

Part2の呼吸の心理は、私が知りたかったことがたくさん載っていて参考になりました

特に「五、呼吸法の概説」はとても納得できました。
東洋文化の中の呼吸法を取り上げている章・・・調身、調息、調心については興味深かったです。
Part3はさまざまな呼吸法として、能、座禅、太極拳、スポーツ、声楽など13の章に分けて図と方法が書かれてあります。
もちろんヨガの呼吸法も載っています。
ヨガを深く学んでいくようになると、それに付随して身体のことがもっと知りたくなります。
そして、心理的なことも。
実際レッスンで、緊張している脳や肺を動かす筋肉について話す機会はありませんが知っておくことは重要だと思います。
ヨガだけに片寄らずいろいろな角度から物事を見る事が「中庸」につながっていくのかな

歯医者に行く時や、ちょっと待ち時間があると思われるお出かけには必ずかばんに入れて持ち歩いています

見開きで読める短い文章の中には、自分の心を見つめ直す言葉がたくさん載っています。
「この本には、ヨーガのポーズの実践方法は何も載っていません。どんな人にもあてはまる「心をどうしましょうか?」という内容です。4章84項目を読み進めていくと、心の扉があいて、ステップを昇るようにだんだん視界が開け、心が開放されていきます。」(本書「はじめに」より)
と書いてあるように、ずばり、ヨガの本質がシンプルで分かりやすく、良い本です

生活の中での心の持ち方、実践できる方法が具体的に書かれてあります。
34 とりあえず、掃除して心もすっきり
57 今、この瞬間にすべてを許します
66 無辺の世界で無判断の日
・・・など、本当に惹かれるページばかりです

私はパラパラっとめくって、目に入った項目を読んで「うん、うん」と納得することが多いです


レッスン前後にお話しする内容もこの本に書かれていることを引用させてもらうことがあります。
ヨガに興味がない人にも、ヨガを健康体操と思っている人にも、ヨガの哲学をかじっただけの人にもオススメの本です。
素晴らしい先生なので、プロフィールもご参照くださいね。
赤根彰子先生のプロフィール
「読んだ本」というよりは、ムック本なので、大きな写真と解説付きで「見た本」という感じです。
いすに座ったままできる事も多く載っています。ヨガのアーサナの名前こそ書いてないけれど同じポーズも載っています

家で何かしたいな~と思っている人はいろんな種類が載ってるので、見ながら出来るんじゃないかな

アーサナをする前後にしたらいいな。と思われるのもあったので、取り入れていきますね

最後のページ3枚分は本間生夫先生の呼吸の話と簡単な呼吸筋を意識するストレッチが載っています。
「呼吸はどのように行われているかというと、肺そのものが動くのではなく、
息を吸う筋肉=「吸息筋」(きゅうそくきん)と息を吐く筋肉=「呼息筋」(こそくきん)が
交互に規則正しくリズミカルに動くことで肺に空気を送っているんですね。
この2つの筋肉を「呼吸筋」と呼んでいます。呼吸すると胸が膨らんだりへこんだりするのは、
この呼吸筋の動きのせいなんですね。」
なるほど~

全体的に見やすくて、分かりやすかったですよ

料理の本、節約術の本、整理術の本、など家事の係わる本はたくさんありますが、この本は「家事は連動させて」と言う観点から基本的な考え方と具体的な方法がまとめられた一冊です。
著者は75歳にして全国各地を講演会に行くほどのスーパー主婦。
時間と手間を上手に使いながらもギスギスしたところは見当たらず、忙しい主婦にヒントになることが多く載っていました。
うちの冷凍庫はアイスクリームと肉、コロッケくらいしか入っていませんが、本の写真には8割ほど料理して小分けされた袋がたくさん入っていて感心させられます。
まとめ買いはしていましたが、ひと手間かけての保存はしていなかったのでさっそく取り入れています。
そして、家事にも「終わりの時間」を設けてキッチンタイマーを有効に使われています。
衣類の整理術も参考になりました。
「普段家で着る服は今着ているもの、洗濯中のもの、引き出しに入れてるもの、の3着でよい。」
ということが書かれてあり、ビックリしました。
うちは5人家族なのでこのくらい思い切って処分してもいいな。と思い、この春休み中にかなり処分している最中です。
15年は着ていない洋服も思い切って処分したところ、かなりクローゼットがすっきりして隙間がたくさんできました

家計についても、食費を節約して喜ぶことへの危惧、生きたお金の使い方など基本的な考え方が載っています。
著者は長崎生まれで原爆が投下された時も爆心地に近い工場にいたそうです。
「残されたこのと大切さ」から有意義に生きること、人のために何かしたいと思うようになったとかかれている通り、愛情を感じる料理のレシピや写真も見ていて参考になりました。
ねこ背の人、開脚すると背中が丸くなる人、あぐらで腰が引ける人は本当に多くて
題名とレビューから、この本は何かヒントになるかな。と思い読んでみました

これが、ホントに大当たり

ヨガやスポーツをしている人はぜひ、一度は読んでもらいたい本です

もちろん、特に何も運動していない方、別にねこ背じゃないわよって方にもオススメです

とても分かりやすく、解剖学の知識など一切なくても読めます。
本のタイトルはねこ背のことですが、1章は呼吸から始まります。
肺の大きさや場所って具体的にどのくらいか分かりますか?
私もこの本に載っている一般の方と同じようなイメージでした。
でも、今はみんなに呼吸の話しをしたくてウズウズしています

2章からねこ背の話が始まります。
重心を正しくとらえるだけでこんなにも簡単にねこ背が伸びるのか、
とただただ驚きます。
長女(小5)もあぐらで腰が立たず、悩んでいましたが、意識を向ける場所を
指示しただけで伸びました。
あまりにもスっと腰が伸びて、何が起きたのか分からない長女は「?」の状態で
「なに?なに?」と理解できずにしばらく「?」がいっぱいでした

私も「腹筋と腰が立つのは違うのね。」と目からウロコでした

3章は肩甲骨、4章は大腰筋、そしてチャクラや経絡にもふれられており、まさしく、ヨガで意識するところばかりのことが載っていて、ねこ背以外も理解できて得した気分です

この本はヨガ友はもちろん、ウォーキングを日課にしているシニアの方たちにも広めたい本の一つとなりました

「人間は過去には生きられません。誰でも明日に向かって生きているのですから、全員が前向きに出来ています。」(第2章より)
「顔に当たる日差しや風、遠くに聞こえるカラスの鳴き声、靴と靴下を通して伝わってくるアスファルトの固さ、すべてが今ある現実です。あなたは今を生きています。」(第4章より)
など、心に響く文章を織り交ぜながら大腰筋や背骨と連動させ説明されているので読み終わったらヤル気が沸いてきました

ぜひ、読んでみてくださいね

著者の猪越先生は、77歳にしてなお現役で活躍されている中医学の先生でいらっしゃいます。
書かれている内容は中医学の五臓を分かりやすく説明してくださっているところから始まります。
そして、ご自身が実践されている生活や体の不調の改善方法を項目ごとに分けて書いてくださっています。
私がこの本で最も参考になったのは1章です。
老いは腎の働きが低下する「腎虚」(じんきょ)からと言うこと。
そして、「補腎」(ほじん)すると言う考え方。
とてもとても大切だと思います

特に冬は「腎」を意識していたのでとても参考になりました。
6章もとてもよかったです。
陰陽説のこと、「お血」(おけつ)のことも分かりやすく書かれています。
猪越先生が、中医学を家庭へ普及させることに努めていらっしゃるのがよく分かります。
中医学が初めての人にも分かりやすい説明で一度は読まれることをオススメします

(私は本屋で定価にて購入しましたが、中古も出ていますね

私も毎晩年賀状を書いて寝不足が続いているので、「目の下のクマ」がうっすらと

免疫力低下からの「口内炎」

などの症状を中医学からの視点で説明してくださっています。
ちょっと不摂生が続いているのでなるべく気をつけます

私がレッスンで誘導するときは、
体の硬さは個人差も大きいので気にしてもらわなくてもいいと
いつもお話しさせてもらっています。
でも、ヨガのアサナはストレッチ系が多いのも事実です。
ハタヨガの時はほとんど、レッスン前に10分弱ずつお互いにほぐし合いっこをしてから始めます。
今の時期なら「腎」「膀胱」の経絡に沿った部分をしてもらいます。
開脚、ハトのポーズ、スクエアポーズなどはやはり、ほぐしてから行うと引きつれた感覚が少しマシになり、
スジを痛めにくくなります。
でも、レッスンの時だけじゃなく、やはり家でのセルフケアって一番重要ですよね。
みんな分かっていても、何をどうすればいいのか分からない。
ただ、ストレッチすればいいだけだと思っている方が多いのでは?
と思います。
そこで、ぜひ、この本をセルフケアとして取り入れて欲しいと思います!
この「ほぐれッチ」の著者、八田永子さんはバレエ、ダンス、ヨガ、ストレッチなどで活躍され、ご自身の体験とケガなどからも解剖学的にも筋肉の使い方にも大変詳しくていらっしゃいます。
「ハンモックヨガ」で有名ですのでご存知の方も多いと思います。
現在も、オリンピックのシンクロナイズドスイミングの振り付けやバレエの講師としてご活躍されています。
特に考え方がとても前向きで、そして笑いをいつも取り入れていらっしゃるところが
永子先生のイキイキとした健康美の秘訣のように思います

「「ほぐれッチ」をするときは、自分の体を買ったばかりの粘土だとイメージしてください。コチコチに硬くて、いきなり曲げることはできません。まずは、外側からゆっくり手でこねていき、中心まで柔らかくします。ほぐしとストレッチの関係もそれと同じ。凝りでカチカチの肩は上げたくても痛くて上がりません。痛みを我慢してまでストレッチするのは禁物。痛みは体も心も緊張させ、ますます筋肉を硬くしてしまいます。」(本書の「はじめに」の部分より抜粋。)
など分かりやすい言葉でのお話しから始まり、永子先生が直接テニスボールでほぐしていらっしゃる写真と解説が載っていてとっても見易いです!
イラストもご自身で書かれており(アヒルさんがかわいい

私は顔と側頭部のほぐしがイタ気持ちよくて大好きになりました

直接永子先生にお会いしたことはありませんが永子先生のブログ、フェイスブックでのお話もとっても大好きです

特にブログは、体の使い方が詳細に書かれているので必読です

永子先生、京都にもぜひ、来てくださいね

八田永子先生のブログ
僧侶でアナウンサーの川村妙慶さん著です。
かわいい挿絵(石玉サコ:絵)と、わかりやすい例えが多く、心にストンと落ちるページが多かったです。
50の項目に分けて、仏教用語の解説も交えながらも難しくない文章でさすが妙慶さんって感じです

妙慶さんもヨガの良さを知ってくださっています

妙慶さんのブログも素敵なので一度、読んでくださいね

川村妙慶の日替わり法話
著者の堀田忠弘先生は、西洋医学に20年間携わってこられましたが、西洋医学だけの治療に限界を感じ、東洋医学や心、魂など、統合的に捉える治療に取り組んでいらっしゃる方です

実際にヨガをされているかは書いてありませんが、チャクラやエネルギーについても分かりやすく書かれています。
また、病気と心の関係の章では、五行説と内臓、心の関係も分かりやすく書かれています。
知っている人にとっては当たり前過ぎるかもしれませんが、健康について、身近な生活で出来ることが具体的に載っています。
酢水に葉物野菜を漬けておくと除草剤や殺虫剤の反応が消えることとか・・・

最後のほうは瞑想のことや、心の持ち方にも触れられており、
ヨガに興味がある方はもちろん、丁寧な生活や、自分、心などに
興味がある方は一読されることをオススメします

難しく考えないでサラっと読めましたよ
